店主修行先 レストラン「ミッシェル・ブラス フランス ライオール」①


DSC03613 2007年にお世話になったミッシェル・ブラス。

上の写真の中↑にお店があります。わかりますかー?

ちょっと拡大↓

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標高1300m位、隣はスキー場。

雪スゴイんで毎年4月~11月までの営業(冬場クローズ)。

店側から見た夕焼け、地平線は山、山、山・・・・

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最寄りの駅「ロデス」まで55km、

のどかな環境でございました。

参考までに、9月末に雪降りました。(2007年9月27日)

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サスガは高山植物が普通に生える標高1300m地点!

環境はさておき、世界のベストレストラン常連の三ツ星レストラン。

仕事は鬼のような精度とスピード。

ちょっと気を抜くと置いて行かれるというか、目玉が飛び出るというか、

なんというかもう、凄かった。細部に神が宿る感じ。

有名な料理は何と言ってもガルグイユー

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ソース(野菜のピューレ)が8~10種類あって、

野菜が30-40種類あって、

香草が10種類位あって

花も5-8種類あって・・・

1日110食位でるんで、50種類の食材を110個=毎日5500カット+ソース・・・・

うーん、盗んだバイクで走りだしたくなるようなこの仕事量は大変刺激的でした。

他にも、肉の付け合わせはライオール地方の伝統料理「アリゴ」

ジャガイモのピューレにフロマージュ「ライオール・フレッシュ」を混ぜ込んだ、

超伸びるジャガイモピューレ

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これが不思議と日本ではなかなか再現できない。

品種の問題と、ライオールフレッシュが手に入らないというでっかい壁は、どーしようもない。

ミッシェル・ブラスでは、料理人として徹底的に追求する姿勢と、

地方料理を突き詰めると誰もまねのできない最先端、最高峰に辿り着くという事を身を以て学んできました。

徹底的に無駄を排する、

妥協しない、

努力し続ける、

進化し続ける

etc

ここで学んだ社会人としての基本を今の仕事に活かし、

日々、より美味しく、より美しくなるよう鱒寿司作りに精進致しております。